だいぶ前に買ったんだけど、昨夜寝付けなかったので再読。
案の定、号泣(苦笑)で、起きたら目蓋がパンパン。夜読んじゃいけません。>ワタシにとってはですが。
って、読む人みんなが号泣するような、感動モノとかじゃないとは思うんだけど、「母と娘の関係」が出てくるものって、ワタシの場合は涙腺ゆるむツボを押されてしまうのです...
この本は、短編が5話入っているもので、話ごとに主人公が違うのだけれど、全ての話に共通の登場人物[雪子]がいて、彼女と彼女の周囲と関わる女性たちの話…オンナである事、人間である事、その関係性を考えさせられるもの。ワタシは2話目以外は全部スキ。(2話目はちょっとアンビリなんで...それに近いヒトを知ってるけど・苦笑)
作中の言葉で
「親だって人間だもの機嫌の悪い時くらいあるわよ!あんたの周囲が全てあんたに対してフェアでいてくれると思ったら大間違いです!!」
「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」
というのがあって、ワタシは読むたびに、そーそー、そうなんだよ、そういう事なんだよ!とうなづいてしまう。
ワタシが読むたびに涙してしまうのは、こういったことを、自分の母親と話す機会が持てたら良かったのに...と思うから、泣けて来るんだと思う。
こういったこと、ワタシの場合は既に小学6年生の頃から考えて日記に書いていたりしたもんだった。
毎年年末に、大掃除を終えてヒマにあかせて今年の総括と将来の夢みたいなのを、延々書いていた、あのくまのプーさんの日記帖...今でも手元にあって、時代時代のオンナノコ文字で書かれていて、読み返すと恥かしくて笑える。(絶対いつか始末しなくちゃ・笑)
今思い返すと、ちょっと早熟だったのかもしれない。だって、小学生の女のコの姿を見ながらこんな事を考えてるかも〜なんていうのは、想像できない。
でも、小学生なんて子供っていったって、意外と分かってるもんなんだよね。でも、精神性は成長して分かっていたって、まだまだ自分を養えない子供のうちは、親に向かってそんな事を口に出せないし、自分を養えるようになり独立または結婚して独立したって親は親。
で、そんな事を悶々としているうちに親はいなくなる...と。
ワタシが子供を持つ事が怖い理由は、実のとここのへんにあるんだろうと、自分でも思っている。
自分は絶対不公平な親になりそうだ=だから子供を持つなら一人がいいとか、子供から尊敬されるような親になれないだろう、子供にイライラして八つ当りしそうだ=そんな親なら自分だったら欲しくないとか、そんな「誰しも人間だったらしょうがないでしょ!」的な事、考えてもしょうがない事で悩んで怖がってる。
頭では分かってきているけれど、ココロは中々追いついてくれないもんだなぁといつも考える。
そそ、書き落としたけれど4話目の内容、あれは昔から思っていることがそのまま書かれていて、みんなこんな事考えていたのかもしれないなぁと思った。作中では中学生の会話だったけれど、ワタシの場合は大学生の時に考えて、友人とよく話したものだった。
今では「本当は自分は家にいる方がスキなんだ」と気が付けたから、あまり悩む事はないけれど、結婚して4年くらいはよく思い悩んだなぁ.....どっちに解決するのがいいかはよく分からないけれど。
この作者、よしながふみさんの作品って、他には[西洋骨董洋菓子店]しかまともに読んだことがない。
この他のモノって、いわゆるボーイズラブなものだそうで.....
ワタシはあんまりボーイズラブが読めない。
そういったものを毛嫌いするわけじゃないんだけれど、むしろ別に差別的な目では見たりはしていないつもりなんだけれど...
告白しちゃうと、すっごく昔の友人で仲良かった男性が、ホモセクシュアルだったので(女性になりたい!という願望を持つ男の人の場合は、なんていえばいいのかな?)心情を描いたモノだったら平気なんだけれど、えっちシーンなんかが出てくるとなんかだめなんですよ、その人の事を思い出して。顔がはまり変わっちゃう^^;
彼は元気でいるのかな、ワタシが結婚するちょっと前に海外で手術受けるって出てから、一度きりしか連絡なくてもう6年が経ってしまった。
女性らしい格好をしているとしたら、きっと今会っても、分からないかもしれない。
願わくば、彼(彼女?)が、今を幸せを感じながら生きてくれていればいい。
ISBN:4592132955 コミック よしなが ふみ 白泉社 ¥552
案の定、号泣(苦笑)で、起きたら目蓋がパンパン。夜読んじゃいけません。>ワタシにとってはですが。
って、読む人みんなが号泣するような、感動モノとかじゃないとは思うんだけど、「母と娘の関係」が出てくるものって、ワタシの場合は涙腺ゆるむツボを押されてしまうのです...
この本は、短編が5話入っているもので、話ごとに主人公が違うのだけれど、全ての話に共通の登場人物[雪子]がいて、彼女と彼女の周囲と関わる女性たちの話…オンナである事、人間である事、その関係性を考えさせられるもの。ワタシは2話目以外は全部スキ。(2話目はちょっとアンビリなんで...それに近いヒトを知ってるけど・苦笑)
作中の言葉で
「親だって人間だもの機嫌の悪い時くらいあるわよ!あんたの周囲が全てあんたに対してフェアでいてくれると思ったら大間違いです!!」
「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」
というのがあって、ワタシは読むたびに、そーそー、そうなんだよ、そういう事なんだよ!とうなづいてしまう。
ワタシが読むたびに涙してしまうのは、こういったことを、自分の母親と話す機会が持てたら良かったのに...と思うから、泣けて来るんだと思う。
こういったこと、ワタシの場合は既に小学6年生の頃から考えて日記に書いていたりしたもんだった。
毎年年末に、大掃除を終えてヒマにあかせて今年の総括と将来の夢みたいなのを、延々書いていた、あのくまのプーさんの日記帖...今でも手元にあって、時代時代のオンナノコ文字で書かれていて、読み返すと恥かしくて笑える。(絶対いつか始末しなくちゃ・笑)
今思い返すと、ちょっと早熟だったのかもしれない。だって、小学生の女のコの姿を見ながらこんな事を考えてるかも〜なんていうのは、想像できない。
でも、小学生なんて子供っていったって、意外と分かってるもんなんだよね。でも、精神性は成長して分かっていたって、まだまだ自分を養えない子供のうちは、親に向かってそんな事を口に出せないし、自分を養えるようになり独立または結婚して独立したって親は親。
で、そんな事を悶々としているうちに親はいなくなる...と。
ワタシが子供を持つ事が怖い理由は、実のとここのへんにあるんだろうと、自分でも思っている。
自分は絶対不公平な親になりそうだ=だから子供を持つなら一人がいいとか、子供から尊敬されるような親になれないだろう、子供にイライラして八つ当りしそうだ=そんな親なら自分だったら欲しくないとか、そんな「誰しも人間だったらしょうがないでしょ!」的な事、考えてもしょうがない事で悩んで怖がってる。
頭では分かってきているけれど、ココロは中々追いついてくれないもんだなぁといつも考える。
そそ、書き落としたけれど4話目の内容、あれは昔から思っていることがそのまま書かれていて、みんなこんな事考えていたのかもしれないなぁと思った。作中では中学生の会話だったけれど、ワタシの場合は大学生の時に考えて、友人とよく話したものだった。
今では「本当は自分は家にいる方がスキなんだ」と気が付けたから、あまり悩む事はないけれど、結婚して4年くらいはよく思い悩んだなぁ.....どっちに解決するのがいいかはよく分からないけれど。
この作者、よしながふみさんの作品って、他には[西洋骨董洋菓子店]しかまともに読んだことがない。
この他のモノって、いわゆるボーイズラブなものだそうで.....
ワタシはあんまりボーイズラブが読めない。
そういったものを毛嫌いするわけじゃないんだけれど、むしろ別に差別的な目では見たりはしていないつもりなんだけれど...
告白しちゃうと、すっごく昔の友人で仲良かった男性が、ホモセクシュアルだったので(女性になりたい!という願望を持つ男の人の場合は、なんていえばいいのかな?)心情を描いたモノだったら平気なんだけれど、えっちシーンなんかが出てくるとなんかだめなんですよ、その人の事を思い出して。顔がはまり変わっちゃう^^;
彼は元気でいるのかな、ワタシが結婚するちょっと前に海外で手術受けるって出てから、一度きりしか連絡なくてもう6年が経ってしまった。
女性らしい格好をしているとしたら、きっと今会っても、分からないかもしれない。
願わくば、彼(彼女?)が、今を幸せを感じながら生きてくれていればいい。
ISBN:4592132955 コミック よしなが ふみ 白泉社 ¥552
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