★★★…3.5
たくさんのハリウッド女優の、仕事と家庭と人生(男女関係も含む)についての本音が聞ける、ドキュメンタリー。
30代以降の、一度はスクリーンでみたことがある、それなりに名のある女優たちが35人も出ているのだから、アメリカってスゴい。
日本で同じように、女優で30〜40代、たいていのヒトが知っている…って、そんなヒトを集めることができるかしら?
ちょっと映画が好き〜ぐらいの私でも、存分に愉しめた。
別に映画に興味がなくても、「自分の人生って…」みたいに考えたときに、テレビの特集を観るような感覚で観ることができるのでは?と思う。

作中で、誰もが思ったことがあるだろうけれど、でもそれを声を大にしてはいいづらいようなことを、真摯に語っている女優たちの姿を見て・言葉を聞いて、声に出せてうらやましいな、と思ったりした。
誰もがそうとはいわないけれど、少なくともワタシは、ワタシ自身が自分の人生の主役であり続けたいと思ってるし、そのことについてヒトに話すのは結構勇気がいる。
別に、自分は何か素晴らしいことをしている訳でもないのだけれど、自分を生きたいと思う気持ちは強い。
自分に無理をさせて生きると、ヒステリックになったり破壊行動に出たり、困ったちゃんになってしまうからかえって回りに迷惑をかけることになる。
そういった考え方が、「自己中心的で自分のことばかり考えている」と捉えられるか、「自身をよく知り、自分の人生のことをよく考えている」と捉えられるか、相手によって全く違うから、話すって怖いのだ。
あ、でもやっぱり時々、自分が考えていることで、誰かが悲しい思いをしてしまうかも…という時は、自己ちゅ〜かもって思う瞬間はあるけど(苦笑)

DVD ポニーキャニオン 2004/02/18 ¥3,800 『グレート・ブルー』『パルプ・フィクション』などの個性派女優ロザンナ・アークエットが「仕事と家庭の両立」「売れない中年女優の悩み」など、自身の悩みをストレートに同業者の女優たちにぶつけたドキュメンタリー。 メグ・ライアン、シャロン・ストーン、サルマ・ハエック、グゥイネス・パルトロウ、ダイアン・レイン、ウーピー、…

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