小栗左多里さんというマンガ家さんの、「ハンガリーとイタリアの血を受け、アメリカで教育を受けてネイティブラングエッジが英語なダーリン・トニーさん」との暮らしっぷりを描いた、コミック…全編マンガなんだけど、コミックエッセイって感じ。
読んでいるうちに思わぬところで、
ぶふーっ!!!
となって、吹いてしまうような面白さ。
この面白さは、決して、国際カップル特有のもの…トニーさんが外国の人だからワタシたちと違う!と感じるとこがあるだけじゃなくって、さおりさんとトニーさんのキャラクターがとっても魅力的なんですよねぇ。
トニーさんが、日本人であるワタシから見て、ちょっと違ってて面白い!ってのはもちろんなんだけど、その繊細な感受性とか、さおりさんの独特なトニーさんいじめ(笑)の仕方なんて、んもぅたまりません。

ワタシとしては、自分の平素の暮らし…夫とのやり取りの中で、「こういう風なのがいいから一緒にやっていけるのよね〜」と思うところとか、「なんでこんななのよ、ムカ〜!!!」ってとことかについて、他のカップルたちも同じようなことで幸せや不満を感じていたり、また、自分とは全然違うことにカップルの愉しみをみつけていたりケンカしていたりするということを、こういう形で読んだりするのがスキなんですわ。
他に、こういった形式のコミックエッセイを書いてる方に、けらえいこさんがいるけれど(というか、彼女が草分け的だった感じがする)、彼女の「たたかうお嫁さま」の登場以来、こういう、コミックエッセイ的なジャンルに惹き付けられるようになりました。

ダーリンは外国人?外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
ISBN:4840106835 単行本 小栗 左多里 メディアファクトリー 2002/12 ¥924

=MEMO=
他に、国際カップルのお話が読めるものでお気に入りなのが、これ。
なめこ屋総本舗
http://nameco.parfait.ne.jp/honpo/
昔から異文化には興味があったけれど、このサイトを何年か前に見つけて読んでから、ますますはまったです。
→BLOGに移行らしいっす。
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