★★★…3.5
昨日運悪く借りれなかった三作目のせいで、一日中ぶっ通しで[LotR/旅の仲間、二つの塔、王の帰還]という野望(苦笑)は潰えてしまった。
でも、DVD3枚(タイムライン、アイデンティティ、ミスティックリバー)を借りてきたので、朝っぱらから鑑賞。
タイムトラベルものや、中世〜近代ものが好きなワタシは、まずはタイムラインから。
=STORY=
フランスの[カステルガール]という村の遺跡発掘現場で、現代のものと思われる眼鏡のレンズ、そして「助けてくれ」という言葉と共にサインされた書類が発見される。
レンズと書類の筆跡は、数日前スポンサー企業に出向いたはずのジョンストン教授(ビリー・コノリー)のものだった。
ジョンストン教授の息子・クリス(ポール・ウォーカー)、教授の助手マレク(ジェラード・バトラー)、ケイト(フランシス・オコナー)らは、スポンサー企業ITCに行き、時代を超えて教授を救出しに行くこととなる。
=MEMO=
のっけから、やだ〜、主人公かっこいいじゃん!とか、ルーピン先生(社長役のデビット・シューリスの、ハリポタでの役柄)が出てる!とか、敵役が、汚れた英雄役にぴったりだとワタクシ的に思ってるマイケル・シーンだ!とか、色々と作品のことより別のことを考えてしまうようなことが頭を駆け巡る。
ストーリーはよお〜くあるタイムトラベルものといった感じで、最近観たいくつかのタイムトラベルものとそう変わらない話だし、登場人物の役割など色んなところでツッコミどころは満載。それに、SFアクションなんてカテゴライズされてたけど、冒険活劇とかって言った方が良さげな感じ。
でも、単純にけっこう楽しめた。
主人公であるはずの教授の息子・クリスよりも、サブのはずのマレクの活躍がスゴかったので、主人公はマレク?なんて感じた。
しかもその活躍ぶりのせいか、途中からマレクがスゴくかっこ良く見えてきたりで、自分に対して「かっこいいものはみんなスキなのか!」とツッコミ。
…そんなんだけれど、中世の村のセットやお城、小道具なんかが素晴らしかったので気に入った。
それと、圧巻なのは戦闘での夜の火矢。
花火のようであり、流れ星のようでもあり、キラキラ輝いて美しかった。
でも、こんな美しいものが、映画じゃなく実際の出来事だったら、人の命を奪うためのものだと思うと、複雑な気持ちになった。
またのんびりしながら観てもいいかなぁと思った。

[タイムライン]
DVD アミューズソフト販売 2004/07/23 ¥3,990
『ジュラシック・パーク』など映画化作品も話題を集める、ベストセラー作家マイケル・クライトン原作によるSFアクション。14世紀のフランスへ物体を送ってしまう転送装置によって、過去に取り残された考古学の教授。息子や教え子、装置を開発したハイテク企業の社員らが、彼を連れ戻すために14世紀へ向かう。タイムリミットは、わずか6時間…

コメント