★★★…3.5
 夫が特に観たがっていたので借りてきて、翌日返却予定というのを気にしつつ観たもの。なので、ちょっと流して観た感あり。
 面白くない訳じゃないんだけれど…
「あ〜、もう観てられないわ〜」という、めちゃくちゃに可哀想なこと連続とか、「こてこてにアメリカチックねぇ〜」というところが鼻についてしまい、評価はこんな感じですわ。
とりあえず、ラストには納得してるので、またのんびりした気分の時に観てみたいかなぁとは思う。
 丁度この映画が作られている頃に、テレビ番組でこの映画の設定の元になった、シャルル・ド・ゴール空港で生活する羽目になった人のことが紹介されていたのを観た。
何の庇護の元にもないその人の様子を見て、こんなことってあるんだ…と、自分が海外に行っている間に、日本で戒厳令が敷かれたとか、大地震が来て壊滅状態になったとかになっちゃったらこうなっちゃったりするのかなぁ?と、妙な妄想を抱いたりしちゃって、英語もまともに話せない自分としては、本当に恐怖しました。
 そのテレビ番組の影響でこの映画に興味を抱いたのだけれど、ま、映画と現実とでは違うし、「空港で生活する羽目になった人」は現在も本当にそのままシャルル・ド・ゴール空港に住み続けているということだし、人間の決めごとのエアポケットは怖いもんだなぁという単純な感想が胸に残っているのでした。

DVD 角川エンタテインメント 2005/04/28 ¥4,179
スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演というゴールデン・コンビによる3本目の作品。東欧のクラコウジア(本作のために設定された架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクターが、母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、彼は空港のターミナルで9ヶ月間も過…

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