エルゴプラクシー / Ergo Proxy
「それは創造主が仕組んだ悪意」…だそうです。
せっかくのWOWOW、お金を払って観てるんだから、自分がいつもは手を出さないような番組もチェックしてみようと思って、毎回30分足らずの放送を、ちまちまと録画してるとこ。
とりあえず初回のオープニングに、だらら〜って表示された文章とか、画像の質感や色使いが落ち着いていてキレイだったので、観てみようかなぁと思うようになった。
あれって、イタリア語?ラテン語かな?
ラテン語だとしたら、エルゴは「それ(これ)故の」とかの、ergoかな?
けれどまぁ正直なとこ…今まで観てこなかったタイプ、「アニメで単純に楽しむっていうよりも、どういうこと?って考えながら観るっていうタイプ」って初めてで。
今まで観たアニメっていえば、子供の頃の…ハウス名作劇場のとか、ガンダムとか、子供と大人が一緒に観られるジブリのとか、あ、せいぜい"AKIRA"ぐらいかな。
そんなわけで、このエルゴプラクシーは…ストーリーや設定が小難しくて、考えることが楽しめそうなんだけど、なんていうのか…すじの掴みどころがあやふやで。
他のジャンル(映画・本・コミック)では謎てんこもりって好きなのに、なんだか謎だらけ過ぎ。
説明をぼかしているっていうより、これは不足というんじゃ?みたいな感じで、ついていけなくて困った。
自分の頭が悪いからダメなのか、また自分がこういうものに慣れてないから理解出来ないのか、表面に漂う良さげな雰囲気だけに惹かれはするものの、それ本体の面白さが理解出来ず、持て余し気味になってた。
…とまぁ、そんな感じだったのが、"#007・リル124C41+"まで来たあたりから、やっとなんとなく「ふぅ〜ん、そっか、こういうことなのかな…??」と、?付きだけれども、見えて来たような気がする。
#011まで録画してあるので、続きもゆっくり時間を取って観てみようと思ってる。
とりあえず、#001〜005をまとめて観てみた。
その都度観ていた時にも、「これ、誰???」とか思ったりしていたけれど、あらためて観ても「これ誰よ?」な、主人公たちの内のひとり、ヴィンセント・ロウ。
彼、顔が変わり過ぎ…反則じゃないですかねぇ?と思ってしまう。
へたれ過ぎで、魅力の欠片もなかったのに…こういうのって、アニメの世界では許されていることなのかしらん?
その後の、外の世界に出てからの回とは、へたれなのは相変わらずだけど、全く別人て感じ。
それと、ラウルのプラクシー関連への、あの固執と変容具合についても、何急に執着してるって感じになってんの???と思っていたのだけれど、あれは、自分の日常を破壊されたことに関係するのだろうか。
あのような悲劇があったにしては、あまりにもその時点での表情の変化が乏しく、説明も入っていなかったから見落としていたけれど、もしかしてラウル・クリードの家庭は…ショッピングモールにいた妻?とまだ会っていない子供?とピノで構成されていたようで。
#1での、ラウルの電話の会話。彼がたたずむ窓辺。指で叩く鍵盤、ピアノ。あれらはそういうことなのかな?と思わせるものがあったけど、本当はどうなのかは分かりにくい。
それとも、この物語での良き市民とは、必要なものでも捨てなさいと言われている通り、あまり愛着などは持たず、感情の発露が乏しいという設定なのか?
それとも、あまりのことで表情が凍りついてしまったのか?
よく分からないけれど、あとでまた、#006〜010をゆっくり観てみようと思う。
どんなジャンルのものでも、謎に包まれた本文が上質の愉しみを与えてくれる娯楽であれば、骨組みをなんとなくでも理解し始められると、こうやって楽しめるようになるもんなんだなぁと思うのでした。ふんふん。
マングローブ公式サイト
http://www.ergoproxy.com/index.html
WOWOW公式サイト
http://www.wowow.co.jp/anime/ergoproxy/
「それは創造主が仕組んだ悪意」…だそうです。
せっかくのWOWOW、お金を払って観てるんだから、自分がいつもは手を出さないような番組もチェックしてみようと思って、毎回30分足らずの放送を、ちまちまと録画してるとこ。
とりあえず初回のオープニングに、だらら〜って表示された文章とか、画像の質感や色使いが落ち着いていてキレイだったので、観てみようかなぁと思うようになった。
あれって、イタリア語?ラテン語かな?
ラテン語だとしたら、エルゴは「それ(これ)故の」とかの、ergoかな?
けれどまぁ正直なとこ…今まで観てこなかったタイプ、「アニメで単純に楽しむっていうよりも、どういうこと?って考えながら観るっていうタイプ」って初めてで。
今まで観たアニメっていえば、子供の頃の…ハウス名作劇場のとか、ガンダムとか、子供と大人が一緒に観られるジブリのとか、あ、せいぜい"AKIRA"ぐらいかな。
そんなわけで、このエルゴプラクシーは…ストーリーや設定が小難しくて、考えることが楽しめそうなんだけど、なんていうのか…すじの掴みどころがあやふやで。
他のジャンル(映画・本・コミック)では謎てんこもりって好きなのに、なんだか謎だらけ過ぎ。
説明をぼかしているっていうより、これは不足というんじゃ?みたいな感じで、ついていけなくて困った。
自分の頭が悪いからダメなのか、また自分がこういうものに慣れてないから理解出来ないのか、表面に漂う良さげな雰囲気だけに惹かれはするものの、それ本体の面白さが理解出来ず、持て余し気味になってた。
…とまぁ、そんな感じだったのが、"#007・リル124C41+"まで来たあたりから、やっとなんとなく「ふぅ〜ん、そっか、こういうことなのかな…??」と、?付きだけれども、見えて来たような気がする。
#011まで録画してあるので、続きもゆっくり時間を取って観てみようと思ってる。
とりあえず、#001〜005をまとめて観てみた。
その都度観ていた時にも、「これ、誰???」とか思ったりしていたけれど、あらためて観ても「これ誰よ?」な、主人公たちの内のひとり、ヴィンセント・ロウ。
彼、顔が変わり過ぎ…反則じゃないですかねぇ?と思ってしまう。
へたれ過ぎで、魅力の欠片もなかったのに…こういうのって、アニメの世界では許されていることなのかしらん?
その後の、外の世界に出てからの回とは、へたれなのは相変わらずだけど、全く別人て感じ。
それと、ラウルのプラクシー関連への、あの固執と変容具合についても、何急に執着してるって感じになってんの???と思っていたのだけれど、あれは、自分の日常を破壊されたことに関係するのだろうか。
あのような悲劇があったにしては、あまりにもその時点での表情の変化が乏しく、説明も入っていなかったから見落としていたけれど、もしかしてラウル・クリードの家庭は…ショッピングモールにいた妻?とまだ会っていない子供?とピノで構成されていたようで。
#1での、ラウルの電話の会話。彼がたたずむ窓辺。指で叩く鍵盤、ピアノ。あれらはそういうことなのかな?と思わせるものがあったけど、本当はどうなのかは分かりにくい。
それとも、この物語での良き市民とは、必要なものでも捨てなさいと言われている通り、あまり愛着などは持たず、感情の発露が乏しいという設定なのか?
それとも、あまりのことで表情が凍りついてしまったのか?
よく分からないけれど、あとでまた、#006〜010をゆっくり観てみようと思う。
どんなジャンルのものでも、謎に包まれた本文が上質の愉しみを与えてくれる娯楽であれば、骨組みをなんとなくでも理解し始められると、こうやって楽しめるようになるもんなんだなぁと思うのでした。ふんふん。
マングローブ公式サイト
http://www.ergoproxy.com/index.html
WOWOW公式サイト
http://www.wowow.co.jp/anime/ergoproxy/
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